- ビットコインの半減期について詳しく知りたい人
- 「今が買い時」と言われる理由を知ったうえで、ビットコインを購入するか決めたい人
- ビットコインの半減期と価格の関係を知りたい人
私は
「そもそもビットコインとは?」
「どうして2024年の今、注目されているの?」
といった完全初心者から暗号資産を始めました。
そんな私でもネットや書籍で勉強し、現在は5つの仮想通貨取引所で取引している経験をもとにこの記事を執筆しています。
過去のデータをもとにビットコインの半減期を理解すれば、より稼げる可能性が高まるビットコイン購入のタイミングを自分で判断できるようになります。
まずは、ビットコインの半減期とはどんなものなのかを紹介するので、ぜひ読み進めてください。
ビットコインの半減期とは?
ビットコインの半減期とは、「マイニングでもらえる報酬が半減するタイミングのこと」です。
新たに発行されるビットコインの数を減らし、流通量を制限するために行われます。
その説明だと何のことを言っているのか、全然分からない。
という方も安心してください。
この後、詳しく説明していきます。
ビットコインの仕組み
半減期の仕組みをより詳しく理解するため、まずはビットコインのブロックチェーンとマイニングについてサクッと理解しておきましょう。
前提として、ビットコインは銀行のように管理する人がいません。
そのため、”誰が・誰に・どの仮想通貨を・いくら渡したのか”といった取引をネットワークに参加している人たちが記録しています。
この記録をまとめたものをブロックチェーンと呼びます。
そして、この記録を1番早く正確にまとめられた人に報酬としてビットコインが支払われる仕組みをマイニングと呼ぶのです。
マイニングを行う人はマイナーと呼ばれ、報酬をもらうために取引をまとめています。
そんなマイニングは、高いレベルのパソコンや多くの電気量を必要とするなど、何かとお金がかかるもの。
コスパが悪いと判断したマイナーがマイニングを行わなくなるので、半減期にビットコインの流通量が制限されます。
流れをまとめるとこんな感じ。
- 半減期(マイニングの報酬が減る)
- コスパが悪くなるので、マイニングを行う人が減る
- 新しく発行されるビットコインの数量が減る
ではなぜ、流通量を制限する必要があるのでしょうか?
半減期には急激に価格が下がるのを防ぐ役割がある
ビットコインの流通量を制限する半減期には、ビットコインの価格が急激に下がるのを防ぐ役割があります。
もし半減期がなく、流通量が増えることでビットコインの価格が下がると、
- ビットコインを売りたくても売れない
- せっかく持っていたビットコインの価値が下がって損をする
という状況になり、最終的にビットコインを取引する人が少なくなってしまうでしょう。
リアルな世界であれば日本円の価値が下がるのを防ぐために、銀行がお金の流通量を制限します。
一方ビットコインの場合は、銀行のような中央管理者がいません。
そのため、半減期とビットコインを発行できる上限数が最初から設定され、ビットコインの希少性を維持しているのです。
「ビットコインは今が買い時」と言われる2つの理由
ビットコインに興味を持ったことがある方ならSNSやブログ記事で、「ビットコインを買うなら今がチャンス!」「今のうちにビットコインを買っておこう!」といった言葉を1度は見たことがあるのではないでしょうか?
これだけを見ると
なんだか怪しい。
と感じてしまうのも無理はないのですが、実はきちんとした根拠があるのも事実。
口から出まかせを言っているわけではない理由は、以下の2つです。
- 半減期の前後で、決まった値動きをする傾向にあるから
- 次の半減期が2024年と予想されているから
それぞれ、サクッと解説していきます。
理由①半減期の前後で、決まった値動きをする傾向にあるから
過去のデータから、ビットコインは半減期の前後で、以下のような値動きをする傾向にあります。
- 半減期前:価格が変動する
- 半減期後:1度下がった後、緩やかに上がる
この理由は
発行数が少なくなる前にビットコインを買っておこう。
マイニングをやめるから、ビットコインを売ってしまおう。
という人が増えるためとされています。
半減期直後は流通量が減るので価格が1度下がった後、流通量に対して需要が増えるため価格が上がる傾向にあります。
つまり、半減期の後にはビットコインの価格が上がる可能性が高いってこと。
価格が低い時にビットコインを買って、半減期後に売れば大きな利益が得られるかもしれません。
理由②次の半減期が2024年と予想されているから
ビットコインで稼げるかもしれない半減期が、なんと2024年にあると予想されています。
半減期のタイミングはシステムによって設定されていますが、ピンポイントで日付が決まっているわけではありません。
そのため、”予想”という言葉を使っています。
現状、ビットコインの半減期は以下のように4年ごとにきます。
- 2012年11月
- 2016年7月
- 2020年5月
よって、2020年の4年後である2024年に半減期があるとされているのです。
ちなみに、11月・7月・5月と丸4年よりは短いスパンで半減期が来ているため、2024年の5月よりも前に半減期があると推測している方もいます。
来年の前半に半減期があると予想されているから、ビットコインを買うなら今のうちってことですね。
とはいえビットコインの値動きは激しく、半減期の前後では必ずこの値動きをするとは言い切れません。
そのため、ご自身でよく考えたうえでビットコインを購入するか判断してください。
過去3回のビットコイン半減期をチェック
上記では「ビットコインは今が買い時」と言われる理由について説明しましたが、
リアルな数字を見ないと信用できないよ。
という方もいますよね。
そこでこの章では、実際に行われた半減期前後のデータを見て確認しましょう。
2012年
マイニング報酬 | 50BTC→25BTC |
半減期日およそ1ヶ月前の価格 | 822.18円(2012年10月27日) |
半減期日付近の価格 | 981.96円(2012年11月23日) |
およそ1年後の価格 | 44,166.55円(2013年11月17日) |
2012年の半減期では、1年後にビットコインの価格がおよそ45倍と大きく上昇しています。
ただしこの頃は、ビットコインが誕生したばかりで取引をおこなっている人も少なく、今の状況とは異なるため参考程度に見てください。
2016年
マイニング報酬 | 25BTC→12.5BTC |
半減期日およそ1ヶ月前の価格 | 61,252.57円(2016年6月6日) |
半減期日付近の価格 | 72,266.27円(2016年7月6日) |
およそ1年後の価格 | 272,206.18円(2017年7月11日) |
2016年8月に1度価格が低下し、その後緩やかに価格が上がりました。
2020年
マイニング報酬 | 12.5BTC→6.25BTC |
半減期日およそ1ヶ月前の価格 | 736,562.95円(2020年4月14日) |
半減期日付近の価格 | 936,041.18円(2020年5月11日) |
およそ1年後の価格 | 6,165,677.94円(2021年5月12日) |
半減期による値動きは、2016年とほぼ同じでした。
まとめ:半減期にあわせてビットコインを購入する準備をしておこう
ビットコインの半減期は、「マイニングでもらえる報酬が半減するタイミング」です。
言い換えると、「新たに発行されるビットコインを半分に減らす時期」。
市場に出回るビットコインが少なくなることで、需要と供給のバランスを保ち、ビットコインの価格が急激に下がるのを防いでいます。
絶対に儲かるとは言えませんが、利益が大きくなる可能性が高いタイミングでビットコインを買いたいという方は、要チェックです。
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