- Coincheckで暗号資産を買う方法・売る方法を画像付きで丁寧に教えてほしい人
- 暗号資産をミスなくよりお得に取引したい人
- 暗号資産を売買するときの注意点も知りたい人
私は
「どこで暗号資産を買えるの?」
「現金で買えるの?」
といった完全初心者から始めました。
そんな私でもネットや書籍で勉強し、現在は暗号資産を7桁保有した経験をもとにこの記事を執筆しています。
Coincheckから暗号資産を買ったり売ったりする正しい方法が分かれば、ミスなくよりスムーズに取引できます。
この記事では、34枚の写真や図解を使ってちょーわかりやすく説明していくので、ぜひ読み進めてください。
Coincheckで暗号資産を売買できるところ
Coincheckでは、次の2つで暗号資産を売買できます。
- 販売所
- 取引所
暗号資産取引所とユーザー間で取引をする販売所、ユーザー同士で取引をする取引所。
それぞれを利用するメリット・デメリットはこんな感じ。
あなたが何を重視するかによって、販売所と取引所のどちらを利用した方が良いのかは変わってきます。
販売所と取引所の違いをもっと詳しく知りたいという方は、こちらの記事を参考にしてください。
Coincheckで暗号資産を買う前に知っておくと良い4つのポイント
よりお得に、焦らず暗号資産を買えるよう、事前に知っておいて欲しいポイントは次の4つです。
- 手数料(スプレッド)
- 最少発注数量
- 注文方法
- 対応している暗号資産
それぞれ、サクッと説明していきます。
①手数料(スプレッド)
Coincheckに限らず暗号資産を買うとき、取引所では売買手数料が、販売所ではスプレッドがかかります。
ちなみにスプレッドとは買値と売値の差額のこと、実質的な手数料を指すものです。
スプレッドについてもっと詳しく知りたいという方は、こちらの記事を参考にしてください。
そして、取引所よりも販売所の方が手数料が高くなる傾向があります。
Coincheckの手数料を表にするとこんな感じ。
販売所<スプレッド> | 取引所<売買手数料> | |
ビットコイン | 0.1〜5.0% | 0 |
アルトコイン | 0.1〜5.0% | 0〜0.1% |
手数料は買うタイミングや銘柄によって変わりますが、できるだけ手数料を支払いたくない方は取引所を利用した方が良いでしょう。
おそらく暗号資産のなかで1番売買する回数が多くなると予想されるビットコインを買うときに、手数料がかからないのは嬉しいポイントですね。
②最少注文数量
最小注文数量とは、暗号資産を買える最小の数です。
たとえばビットコインの最小注文数量は次の通り。
販売所 | 取引所 |
0.005 BTC以上 かつ 500円(相当額)以上から | 500円(相当額)以上から |
最小注文数量は、銘柄によっても異なるので詳しくはこちらをご覧ください。
たとえば200円でビットコインを買いたいと思っても、Coincheckでは500円以上でないと買えないので注意。
③注文方法
Coincheckの取引所では、次の3つの方法で暗号資産を買えます。
- 指値注文
- 成行注文
- 逆指値注文
それぞれの特徴を表にするとこんな感じ。
指値注文 | 成行注文 | 逆指値注文 | |
特徴 | 買いたい価格を指定して注文する | 価格を指定せず、そのときの市場価格で注文する | 買いたい価格を指定し、トリガー価格に達したら注文する |
注文の成立 | 指定した価格以下の売り注文があった | そのときの売り注文の安い順 | 指定した価格以上の売り注文があった |
メリット | 希望の価格で買える | 基本的にすぐ買える | 自動で損切りできる |
デメリット | すぐに買えない可能性もある | 想定外の高い価格で買ってしまう可能性がある | ・すぐに買えない可能性もある ・値動きが激しい暗号資産に向いていない |
-トリガー価格-
トリガー価格とは、「暗号資産の価格(相場)がこの価格になった時点で買うまたは売る」とあらかじめ指定しておく価格のことです。
基本は指値注文で、「手数料を抑えた上でどうしても今すぐ買いたい」という場合に成行注文を利用すると良いかもしれません。
また、逆指値注文は損するリスクを最小限にできるのが魅力ですが、中・上級者向けの買い方ともいえます。
まずは基本の売買に慣れてから、利用してみてください。
④対応している暗号資産
販売所と取引所では、購入できる銘柄に違いがあります。
販売所と取引所の両方で買える銘柄もありますが、取引所より販売所の方が対応している暗号資産が多いです。
具体的にはこんな感じ(2023年12月時点)。
販売所<26種類> | 取引所<8種類> |
BTC ETH ETC LSK XRP XEM LTC BCH MONA XLM QTUM BAT IOST ENJ AND DOT CHZ LINK MKR MATIC APE AXS IMX WBTC SHIB AVAX | BTC WBTC LSK MONA DAI PLT FNCT ETC |
ビットコイン(BTC)はどちらでも買えますが、イーサリアム(ETC)は販売所でしか買えないので注意。
販売所の手数料が気になるよって方は、Coincheck以外の取引所でイーサリアムを買いましょう。
Coincheckで暗号資産を買う方法
それではいよいよ、Coincheckで暗号資産を買う方法について紹介します。
販売所で暗号資産を買う手順
まずは、販売所で暗号資産を買う手順を見ていきましょう。
パソコン(ブラウザ)
公式サイトから取引アカウントにログイン後、左側にある『販売所(購入)』をクリックします。
するとこの画面になるので、買いたい暗号資産をクリック(画像ではビットコインを選択しています)。
続いて、買いたい数量を入力します。
このときの単位は、円ではなくBTC。
つまり、金額ではなく買いたい数量を入力してください。
次に、アルトコインを買う場合は「交換する通貨」を選びます。
日本円で買いたい場合はJPYを、ビットコインで買いたい場合はBTCを選びましょう。
ビットコインの場合はJPYだけなので表示されません。
合計の欄に表示された日本円を確認し、『購入する』をクリックしてください。
確認画面をよく確認し、問題なければ『OK』をクリックして終わりです。
同じ画面で購入履歴も見られるので、ちゃんと買えているか1度確認してみてください。
スマホアプリ
スマホアプリを起動しログイン後、左下にある『販売所』をタップして、買いたい暗号資産をタップします。
するとこの画面になるので、『購入』をタップ(画像ではビットコインを選択しています)。
次に、アルトコインを買う場合(画像ではイーサリアムを選択しています)は金額を入力する欄の左側にあるマークで「交換する通貨」を選びます。
日本円で買いたい場合は「¥」を、ビットコインで買いたい場合は「B」になるようにタップしましょう。
ビットコインの場合はJPYだけなので表示されません。
続いて買いたい「金額」を入力し、『日本円でBTCを購入』をタップします。
確認画面をチェックし、問題なければ『購入』をタップして終わりです。
ホーム画面下の『取引履歴』からきちんと買えているか1度確認してみてください。
ちなみに、Coincheckに日本円が入金されていなければ暗号資産は買えません。
事前に日本円を入金しておいてください。
そんなこと言われても、どうやって日本円を入金したら良いのか分からないよ。
という方は、こちらの記事を参考にしてください。
取引所で暗号資産を買う手順
次に、取引所で暗号資産を買う手順を見ていきます。
スマホアプリでは、取引所を利用できません。
取引所で買いたい場合は、パソコン(ブラウザ)から購入してください。
まずは公式サイトから取引アカウントにログイン後、真ん中の『BTC∨』にカーソルを合わせて買いたい暗号資産をクリック(画像ではビットコインを選択しています)。
次にレート(「○円の暗号資産を買いたい」ときの価格)を入力します。
ちなみに、できるだけ安く買いたいからといってあまりにも買い板とかけ離れた価格をレートに入力してしまうと、買うまでに時間がかかってしまいます。
慣れるまでは、真ん中の緑で示されている買い板の数字をクリックするとよいでしょう。
買い板の数字をクリックするとクリックした価格がレートに表示されるので、その下の概算(買いたい金額)を入力します。
すると、自動で注文量(概算分で買える暗号資産の数量)が表示されます。
『買い』をクリックし、『注文する』をクリックすれば終わりです。
『買い』をクリックしても何も変化しませんが、そのまま進めてOKです。
注文が成立して、暗号資産を買えるまで待ちましょう。
ここでチェックしてほしいのは、最小注文数量。
たとえばCoincheckの場合、ビットコインは0.005BTC以上でないと買えません。
注文量の欄が0.005BTC以上になるように、概算を入力してください。
Coincheckで暗号資産を売るときに注意したい3つのポイント
暗号資産を売るとき、できるだけ損をしないために事前に知っておきたいポイントは次の3つです。
- タイミング
- 注文方法
- 税金
それぞれ、サクッと説明していきます。
①タイミング
暗号資産を売るタイミングに決まりはありません。
でも、損したくないし、あわよくば多くの利益を得たい。
そんなベストなタイミングは、買ったときよりも高くなり、かつ価格が上がりきったときです。
ただし、ベストなタイミングで売るのはプロの投資家でも難しいもの。
そのため、次の3つを参考に売るタイミングを見極めてみてください。
- 持っている暗号資産の価格がある程度上昇したタイミング
- 持っている暗号資産に関するポジティブなニュースが出たタイミング
- 「△倍まで上がったら売る」「〇〇円まで下がったら売る」など事前に決めておいたタイミング
②注文方法
Coincheckの取引所では、次の3つの方法で暗号資産を売れます。
- 指値注文
- 成行注文
- 逆指値注文
それぞれの特徴はこんな感じ。
指値注文 | 成行注文 | 逆指値注文 | |
特徴 | 売りたい価格を指定して注文する | 価格を指定せず、そのときの市場価格で注文する | 売りたい価格を指定して注文する |
注文の成立 | 指定した価格以上の買い注文があった | そのときの買い注文の高い順 | 指定した価格以下の買い注文があった |
メリット | 希望の価格で売れる | 基本的にすぐ売れる | 自動で損切りできる |
デメリット | すぐに売れない可能性もある | 想定外の低い価格で売れてしまう可能性がある | ・すぐに売れない可能性もある ・値動きが激しい暗号資産に向いていない |
基本は指値注文で、「手数料を抑えた上でどうしても今すぐ売りたい」という場合に成行注文を利用すると良いかもしれません。
③税金
仮想通貨を売って20万円以上の利益が出れば、税金がかかります。
20万円も稼げないよ。
と思った方もいるかもしれませんが、20万円未満の場合でも給与所得や退職所得以外の所得金額(たとえば副業で稼いだ額)との合計が20万円を超えるときは確定申告が必要です。
とはいえ暗号資産に関する税金は複雑で難しく、ネットで調べてもよく分からないという方も多いことでしょう。
そんな時は、税理士に相談することも検討してみてください。
Coincheckで暗号資産を売る方法
暗号資産を売るときに注意するべきポイントが分かったところで、Coincheckで暗号資産を売る方法について紹介します。
販売所で暗号資産を売る手順
まずは、販売所で暗号資産を売る手順を見ていきましょう。
パソコン(ブラウザ)
公式サイトから取引アカウントにログイン後、左側にある『販売所(売却)』をクリックします。
するとこの画面になるので、売りたい暗号資産をクリック(画像ではビットコインを選択しています)。
続いて、売りたい数量を入力します。
このときの単位は、円ではなくBTCなので注意してください。
次に、アルトコインを売る場合は「交換する通貨」を選びます。
日本円で売りたい場合はJPYを、ビットコインで売りたい場合はBTCを選びましょう。
ビットコインの場合はJPYだけなので表示されません。
また、持っている暗号資産をすべて売りたい場合は、「全売却」にチェックを入れてください。
全売却にチェックを入れると、最小注文数量未満でも売れます。
合計の欄に表示された日本円を確認し、『売却する』をクリックしてください。
確認画面をよく確認し、問題なければ『OK』をクリックして終わりです。
同じ画面で購入履歴を見られるので、ちゃんと売れているか1度確認してみてください。
スマホアプリ
スマホアプリを起動しログイン後、左下にある『販売所』をタップして、売りたい暗号資産をタップします。
するとこの画面になるので、『売却』をタップ(画像ではビットコインを選択しています)。
次に、アルトコインを売る場合は金額を入力する欄の左側にあるマークで「交換する通貨」を選びます。
日本円で売りたい場合は¥を、ビットコインで売りたい場合はBになるようにタップしましょう。
ビットコインの場合はJPYだけなので表示されません。
続いて売りたい「金額」を入力し、『日本円でBTCを売却』をタップします。
確認画面を確認し、問題なければ『売却』をタップして終わりです。
ホーム画面下の『取引履歴』からきちんと売れているか1度確認してみてください。
取引所で暗号資産を売る手順
次に、取引所で暗号資産を売る手順を見ていきます。
スマホアプリでは、取引所を利用できません。
取引所で売りたい場合は、パソコン(ブラウザ)から売却してください。
まずは公式サイトから取引アカウントにログイン後、真ん中の『BTC∨』にカーソルを合わせて売りたい暗号資産をクリック。
次にレート(「〇円の時に暗号資産を売りたい」ときの価格)を入力します。
ちなみに、できるだけ高く売りたいからといってあまりにも売り板とかけ離れた価格をレートに入力してしまうと、売れるまでに時間がかかってしまいます。
慣れるまでは、真ん中の赤で示されている売り板の数字をクリックすると良いでしょう。
売り板の数字をクリックするとクリックした価格がレートに表示されるので、その下の概算(売りたい金額)を入力します。
すると、自動で注文量が表示されます。
『売り』をクリック(背景が赤色になればOK)し、『注文する』をクリックすれば終わりです。
注文が成立して、暗号資産が売れるまで待ちましょう。
ここでチェックしてほしいのは、最小注文数量。
たとえばビットコインは、0.005BTC以上でないと売れません。
注文量の欄が0.005BTC以上になるように、概算を入力してください。
まとめ:早速Coincheckで暗号資産を売買しよう
上記で紹介した手順の通りにしていただくと、簡単にCoincheckで暗号資産を売買できます。
パソコンやスマホアプリどちらからでも売買できますが、取引所を利用したい場合はパソコン(ブラウザ)から取引してください。
Coincheckで暗号資産を売買するときに注意しておいた方が良いことを頭に入れておきつつ、ミスなく売買しましょう。
気になった方はCoincheckの口座を下のボタンから開設してみてください。
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