- 暗号資産のガチホについて詳しく知りたい人
- ガチホのメリット・デメリット両方を知ったうえで、ガチホするか決めたい人
- 暗号資産をガチホする場合の注意点を知りたい人
私は
「そもそもガチホがどんなものか分からない」
「ガチホをやる意味はあるの?」
といった完全初心者から暗号資産を始めました。
そんな私でもネットや書籍で勉強し、現在は5つの仮想通貨取引所で取引している経験をもとにこの記事を執筆しています。
暗号資産をガチホするメリット・デメリットを理解すれば、ガチホするべきか、しない方が良いのか自分で判断できます。
まずは、暗号資産のガチホとはどんなものなのかを紹介するので、ぜひ読み進めてください。
暗号資産のガチホとは?
暗号資産のガチホとは、”ガチ”で”ホールド(Hold)する”の略で「暗号資産を買った後、売らずに長期間持ち続けること」です。
将来的に、値上がりが期待できる暗号資産で有効な投資方法とされています。
もしビットコインをガチホしていたら?
ガチホの意味について理解したところで、実際どのくらい稼げるのか知りたいですよね?
そこで、暗号資産の中でも1番有名なビットコインをガチホしていたら、どうなったのかシミュレーションしてみたいと思います。
まず、過去のビットコインの値動きはこんな感じ。
2017年1月1日(終値):1BTC=105,982円
2023年8月1日(終値):1BTC=3,691,140円
この値動きから分かる通り、もし2017年の1月1日に1BTCを買って今年の8月1日まで持ち続けていたら、およそ360万円得をしたことになります。
持ってるだけで、これだけ利益が出るのはすごいね。
暗号資産をガチホする5つのメリット
暗号資産をガチホするメリットは、以下の5つです。
- 少額から始めても、大きく稼げる可能性がある
- 専門的な知識や取り引きにかける時間がほとんど必要ない
- 手数料を抑えられる
- 価格の上下を気にしなくて良い
- レンディングやステーキングサービスを使ってコツコツ増やせる
①少額から始めても、大きく稼げる可能性がある
1つ目のメリットは、少額から始めても、大きく稼げる可能性があること。
上記のシミュレーションで見たように、暗号資産の価格が数十倍になることもあります。
そのため、暗号資産を長期的に保有することで、元手が少なくても大きな利益を得られるのです。
初心者のうちは、いきなり大金を投資するのは不安ですよね?
その点、ガチホだったら少額でも大きな利益が得られる可能性があるのはめちゃくちゃ嬉しいポイントですね。
②専門的な知識や取り引きにかける時間がほとんど必要ない
2つ目のメリットは、専門的な知識や取り引きにかける時間がほとんど必要ないこと。
ガチホでは、1度暗号資産購入してしまえば、特に何もする必要はありません。
一方で、暗号資産の取引で利益を出すオーソドックスな方法は、安く買って高く売ること。
そのためには、価格がどうなっているか、将来性や世界の動向はどうかなど常にチェックしておく必要があるでしょう。
これには、専門的な知識や多くの時間が必要です。
その点、ガチホであれば暗号資産を持っておくだけでOK!
知識や時間がない初心者でも簡単にできますね。
③手数料を抑えられる
3つ目のメリットは、短期売買に比べて取引にかかるコストを抑えられること。
暗号資産取引所では、暗号資産を買うときと売るときや日本円に変えるときに手数料が発生します。
1回の手数料は数百円と微々たるものかもしれませんが、取引回数が多くなればなるほど損です。
その点、ガチホであれば、短期売買に比べて取引回数が少なくなるので、手数料を払う回数も抑えられます。
④価格の上下を気にしなくて良い
4つ目のメリットは、価格の上下を気にしなくて良いこと。
暗号資産の投資で利益を出す(または損をしない)ためには、適切なタイミングで売買する必要があります。
そして、そのタイミングを判断するためには、暗号資産の価格がどうなっているかを常に把握しておかなければなりません。
一方、価格が下がっても上がっても関係なく、売らずに持っておくのがガチホです。
いくら余剰資金で運用しているとはいえ、買ったときの値段より価格が下がればテンションが下がってしまうもの。
ガチホであれば、買った後は価格を気にしなくて良いので気楽にできますね。
⑤レンディングやステーキングサービスを使ってコツコツ増やせる
5つ目のメリットは、レンディングやステーキングサービスを使ってコツコツ増やせること。
これまで説明した通り、ただ暗号資産を持っているだけでも利益を得られる可能性はあります。
しかし、レンディングやステーキングサービスを利用すれば、持っているだけよりもっと利益を増やせることも。
買った暗号資産に働いてもらうイメージですね。
レンディングについてもう少し詳しく知りたい方は、この記事を参考にしてください。
ステーキングについてもう少し詳しく知りたい方は、この記事を参考にしてください。
暗号資産を積み立てる3つのデメリット
暗号資産を積み立てるデメリットは、以下の3つです。
- 絶対に利益を得られるとは限らない
- 短期投資と比べて稼げるまでに時間がかかる
- 資産を失う可能性がある
それぞれサクッと解説します。
①絶対に利益を得られるとは限らない
1つ目のデメリットは、100%稼げる保証はないということ。
持っているだけで利益が得られる一方で、ガチホしている暗号資産の価格が暴落することで損をする可能性もあります。
買ったときの値段に比べて価格が上がらなければ、利益が得られないことは理解しておきましょう。
②短期投資と比べて稼げるまでに時間がかかる
2つ目のデメリットは、短期投資と比べて稼げるまでに時間がかかること。
1日のうちに売買するデイトレードのような短期投資では、1日で大きく稼げることもあるでしょう。
それに比べてガチホは、数年後に利益を得ることを想定した投資方法です。
よって、利益を得るまでには時間がかかります。
今すぐ稼ぎたい人には、ガチホはおすすめじゃないよ。
③資産を失うリスクがある
3つ目のデメリットは、資産を失う可能性があること。
暗号資産取引所がハッキングされたり、破綻したりすれば、ガチホしていた暗号資産をすべて失う可能性があります。
特に暗号資産取引所に長期間預けている場合は、リスクが大きくなるので注意が必要です。
事前に取引所のセキュリティレベルや信頼性を確認してから、暗号資産をガチホしましょう。
あなただけのウォレットを使うのも効果的。
暗号資産をガチホするときの3つのポイント
暗号資産をガチホするときに注意してほしいポイントは、以下のとおりです。
- 余剰資金を利用する
- セキュリティレベルの高い暗号資産(仮想通貨)取引所を利用する
- ガチホのルールを事前に決めておく
①余剰資金を利用する
暗号資産だけに限らず、投資を行う時は必ず余剰資金を利用しましょう。
生活費を使ってしまうと、投資で損をした場合に生活できなくなる恐れがありますし、借金をしなければならなくなるかもしれません。
つまり、最悪全部なくなっても今まで通り生活できる費用は確保したうえで、余ったお金を暗号資産の投資に使いましょう。
②セキュリティレベルの高い暗号資産取引所を利用する
上記で説明した通り、資産を守るには、セキュリティレベルの高い暗号資産取引所を利用することが重要です。
100%安全といえるところはありませんが、以下のポイントに注目するとより安全性が高い取引所を選べるでしょう。
- 金融庁に登録している国内の取引所
- 運営元が大手(投資・金融事業に精通しているとなお良し)
- 過去にハッキングされたことがない
- 補償がある
- 利用しているユーザーが多い
③ガチホのルールを事前に決めておく
より効果的にガチホするには、あらかじめルールを決めておくと良いです。
なぜなら、ルールが無いと価格に左右されて短期間で売ってしまいたくなる可能性があるから。
「△年ガチホしたら売る」「○○円になったら売る」というようにルールを決めておくと、価格に左右されることなくガチホできます。
逆に、長期保有で損が大きくなる可能性も考えられるので、「◇円まで下がったら売る」と損切りのタイミングも決めておきましょう。
【比較】暗号資産をガチホできる国内取引所3選
ガチホするときのポイントを理解したところで、ここでは3つの国内取引所を一覧にしました。
暗号資産をガチホするときの参考にしてみてください。
詳しくは、それぞれの公式サイトからチェック!
暗号資産のガチホの始め方
ざっくりとしたガチホの始め方は、以下のとおり。
- 暗号資産取引所の口座を開設する
- 日本円を入金する
- 暗号資産を購入して、持ち続ける
誰でも簡単に始められますが、デメリットもあります。
よく考えたうえで、ガチホするか決めてください。
暗号資産のガチホに関するよくある質問
ここまでを読んで、ガチホについて疑問点が浮かんだ人もいるのではないでしょうか?
ということで、ここでは暗号資産のガチホに関するよくある質問に答えていきます。
税金はかかる?
暗号資産をガチホしているだけでは、税金がかかりません。
たとえ、ガチホによる含み益(暗号資産の価格が買ったときより上がっている状態)があっても課税の対象になりません。
しかし、仮想通貨を売って利益が出れば税金がかかります。
それはつまり、日本円に換金すれば課税対象になるということです。
とはいえ長期保有がキホンのガチホは、そこまで税金の心配をする必要はないですね。
いつまでガチホする?
ガチホする期間に決まりはありません。
利益が1番大きくなる時に売るのがベストですが、そのタイミングを見極めるのは至難の業です。
そのため、「△年ガチホしたら売る」「○○円になったら売る」というように自分でルールを決めておくと良いでしょう。
塩漬けとの違いは?
塩漬けとは「持っている暗号資産の価格が買ったときより下がったために、売ると損するからやむを得ず持っている状態」のこと。
ガチホは値上がりを期待してポジティブな状態で暗号資産を長期間持っていることで、塩漬けとはネガティブな状態で長期保有しているという違いがあります。
まとめ:暗号資産のガチホは資産を増やす1つの手段
暗号資産のガチホは、「暗号資産を買った後、売らずに長期間持ち続けること」でした。
絶対に儲かるとは言えませんが、できるだけリスク・コストを抑えたい方に向いている投資方法です。
最後に、この記事で紹介した暗号資産をガチホするメリット・デメリットをおさらいしておきます。
暗号資産をガチホする5つのメリット
- 少額から始めても、大きく稼げる可能性がある
- 専門的な知識や取り引きにかける時間がほとんど必要ない
- 手数料を抑えられる
- 価格の上下を気にしなくて良い
- レンディングやステーキングサービスを使ってコツコツ増やせる
暗号資産をガチホする3つのデメリット
- 絶対に利益を得られるとは限らない
- 短期投資と比べて稼げるまでに時間がかかる
- 資産を失うリスクがある
暗号資産の売買によって得られる利益に比べたら、ガチホによる利益は少ないかもしれません。
さらには、損をする可能性もあります。
しかし、持っているだけで資産が増えるのは魅力的。
誰でも簡単にできるので、少額から挑戦してみるのも良いですね!
Coincheck(コインチェック)はユーザー数の多い大手の暗号資産取引所です。
暗号資産をガチホしたい方は、ぜひ下のボタンから口座を開設するところから始めてみてください!
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